夢ならいいのに


間違いなく
人生における楽しみを
ひとつ失ってしまう。






全ての外食メニューの中で
天一と張るぐらい愛してやまない
ウェンディーズのチリ。







正味な話、
二度とこれが食べられなくなるかと思ったら
今の今まで頭と心を占拠していたもやもやなんて一気に吹き飛んだ。





短期バイトの面接の待ち時間に
ルリコ様からのメールでこの情報を知った私は
面接もそこそこに梅田のウェンディーズに立ち寄ることとなる。





今日はこれ以上の話題はない。
面接より
仕事より
彼氏より
今、私の中でのウェンディーズ
それぐらい偉大である。





誰か買い取って。