餃子1日100万個

私たちが出勤前に小腹を満たしに行く店と言えば



ウェンディーズか王将。



稀に宮本むなしKFC、京橋にぞろぞろと軒を連ねるカフェ
などという選択肢もあるのだが、
95%は前述の2店である。
出勤までに与えられた時間とお腹の空き具合(小腹or本気腹)、
そして肝心の王将の混み具合にもよるのだが、



28歳男子に選択権を持たせると
だいたい王将。




例に違わず本日も王将へ行き、
中華料理を起源とする王将というジャンルの料理を食した。
12月のイチオシ!的な「ピックアップメニュー」はラーメンだと
店内の至るところに貼られたポスターは語る。
キムチラーメンだとか味噌ラーメンだとか、
特製〇〇ラーメンだとかではなく、
ラーメン。


あ、そうですか。
そんなに推すならいただいてみますかと
33年生きてきて初めて王将でラーメンを食べた。




―普通。


取り立てて美味いということもない代わりに決して不味いわけでもない。
醤油でもトンコツでもなく、
おそらくそれらを足して割ったイメージで作られたであろう濁ったスープは
どっちかと言えば白湯。
うむ。



しかしながら、
万人が食べやすい味に仕上がっているところと
472円という王将プライスからは
日頃の企業努力が伝わってくる。
もひとつ言うなら、
通常価格504円の味噌ラーメンが現在400円である。
お得超☆




ってのは前置きで、
私はこの京橋の王将に違和感を感じて続けていたのだが
本日ようやくその違和感が何たるかが判明した。




―テーブルに酢がない。



卓上調味料は
餃子のタレ、ラー油、ブラックペッパー、ソースの4点のみ。



酢も醤油も一味もない。



百歩譲って醤油、一味はさておくとしても
王将には酢が必要である。
少なくともソースよりは酢が必要だとラーメンをすすりながら思っていたのだが
それって私だけ?
え?そうなの?
餃子のタレにさらに酢 足さない?
炒めもんに酢 かけない?
ヤキメシに思いっきり酢 ぶっかけない?





ちなみに私、
王将では天津麺と決めている。
なら天津麺食っとけっつー話。