大いなる一歩


2009年10月20日(火)午前9時50分、
半袖ではそろそろ肌寒さを覚える秋のこの日、
桃子は初めてユニバーサルシティ駅に降り立った。


絶叫マシーン狂、1人でも遊園地には赴くが、
テーマパークは大嫌い、
ネズミの国にも全く魅力を感じないこの私が、
職場のツアー(超任意)というだけでUSJ 所謂 ユニバ にやってきたのである。



メンバーは当日欠席などもあり、全7名。
筆舌しがたいバラバラぶり。
オバハンからチャラ男に原色ド派手女まで
一体何の集団なのか、想像不可。
そもそも私がなぜここに紛れているのかが不思議と仲間内でも言われる始末。
しかし、私は参加した。
なぜなら、
大人だから。
新人感全くないぐらいすでに埋もれに埋もれてるけど、
一応まだ1ヶ月め。
ま、いい機会だし、
ここはひとつ現地集合の修学旅行で行った長崎ハウステンボス以来、
15年ぶりにテーマパークとか行ってみてもいーんじゃね?
なんて気紛れを起こしてみたのが9月の終わり。




行っちゃったよね、
ユニバ。
テンションいまだ上がらないまま、環状線乗ってる私の図。

隠しきれない戸惑いをチェッカーフラッグのタイツで隠してみました。



行く以上は楽しんでみよう、はしゃいでみようと
気合入れまくりで
ブーツでもラバーソールでもなく、スニーカーで臨んだ私。
うん。
楽しかったには違いない。
しかしメンバー的にイマイチ盛り上がり切れず。
遅めのお昼も食べて気だるい雰囲気の中、
私とたっくんの共通の趣味、ここにきてようやく発覚。
「実は私、こうゆうとこ来てもかわいい女のコにしか興味ないねんなー。思わず後つけたくなるねん」
と明かすと
「俺も!俺も!」


(ニヤリと頷く2人)


「かわいいコおったら言うてな。すぐ追っかけるで!」


そこからの2人の目と言ったら
アトラクションに並ぶ時間も、
移動の間も、
帰りのモスでのお茶時間でさえも、
獲物に飢えたオオカミさながら。


結局2人の好みは合致せず、
「あのコは?」
「えー?!ないわ」
「あっちのコ!!」
「まじで?自分趣味悪いで」
をひたすら繰り返したのだが、
ちょっと燃えた。
いや、だいぶ燃えた。
だって、
かわいいコ多いんやもん♪


断っておきますが、
私、
超がつくほど男好きです。





で、これ。
行った証拠。





きらきらしたものはいいもんだねーと
こんな私でも素直に思った。

これをみんなと離れてたっくんと2人で見る。
ある意味、USJを満喫した。
うん。
ものは捉え様。
そういうことにしておく。



こうして、
晴れて年間パスポート所持者となりました(爆






解散後、夜勤インの私の出勤時間まで2時間ほど。
近くに住む28歳SV(同じく当日夜勤イン)を
「…桃子、出勤前に●●さんに会いたいねん♪」と呼び出し、(バカ)
それまでたっくんが付き合ってくれるというので、
2人して女のコチェック in 京橋。(しつこい)
SV合流、
「結局おまえら2人か…」とガッカリされ、
駅前ド●ールでいつもの3人によるいつものトーク
USJで全然写真撮ってないのにここに来て写真撮り始める3人。
意味なし。