ふいに

生きることについて考えてみたくなったのでじっくり読み返した。



ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー




…気付いたら夜が明けてた。



あれは1年前、
初めて読んだ時はものすごく苦しかった。
伊坂さんの文章はやはり魅力的で大好きなのに、
読み進めるのが苦しかった。
読み終わった後数日もそれは残っていて、
それからずっと棚にあったのだけれど、
今日やっと2回めを迎えた。





やっぱり苦しいな。
でも生きるってこうゆうことなんだ。
無様な姿を晒してでも、
時には逃げてでも…



こうやって必要な時に必要な本を手に取って読むことで
言葉は胸にストンと落ち、
頭じゃなく心に残る。
だからきっと私は本を読み続ける。





明け方の果実。
アメリカンチェリーとどっちも甲乙つけ難い。