愛 < 金 < 吸引力


あーーーーっ、
無理無理。
もう限界。
もう我慢できない。
まじKK5ー。(気が狂う5秒前)
正確に言うと、
正気と狂気の境界線を行ったり来たりの現在進行形。
要するに、狂い始めてるよってこと。


かれこれ5年ほどともに暮らした相棒の突然の死に直面し、
涙も乾かぬうちに私はヤツなしでは1週間も生活できないと
初めて知った。
思えば朝晩毎日触れ合い、
「ココニイルコト」が当然になってた。
そもそも離れたことなんてなかったっけ。
こんなに耐えられないなんて、想像以上。
結構キツイわ…ハハ。





やっぱり私、
もう1日どころか1分1秒も我慢できる気がしない、







掃除機のない生活なんてっっ!!!!






私の部屋は散らかっている。
俗に言うA型の几帳面さだとか、
乙女座の潔癖さだとか、
そんなものどこをどう探したって見当たらない。
床に積みあがったCDのタワーたち、
そこかしこに雪崩れる本、
山を形成する服とカバン、
そしてお気に入りのフライヤーの海。
どんな褒め上手でもこの部屋を見たら呆然or絶句。
その自信、ものすごくある。
ましてや先日あたりから中途半端に引越し準備に手をつけ、
富士登山で言うところの最寄駅に降り立った段階で放置しているものだから
当てる目もない。
自分の部屋ながら帰りたくない。
それが私の部屋。
毎日がサバイバル、これを地で行けるんじゃないかとさえ思う今日この頃。


しかしおかしなもので、
掃除機は毎日朝晩かけたがる。
ホコリとか髪の毛とか鉛筆の削りカスとか寝てない布団の羽毛とかタバコの葉っぱとか暴君ハバネロの魔法の粉とか
床に存在するそういったものがひとつでも目に付いたら
いてもたってもいられない私。
コロコロなんかじゃ全然追いつかないから。
手っ取り早く電力消費してホコリから魔法の粉まで一気にガーッと吸い込みたい。
勢い余ってやっと拾ったときめきの欠片までもを吸い込みかねないこの暴走ぶり、
いや、止めてくれるな皆の衆。
桃子はどこまでも行きます、
このコードが延び続ける限り。。。
そう、私はいわゆる掃除機手放せない娘だったのだ。



ラズベリー色がかわいくてなかなか気に入っていた2代目の掃除機、
火花とともにヤツがこの世を去ってからまだ日は浅い。
が、
すでに1日も耐えられない。
今すぐ、
文字通り今この場にも掃除機が欲しいが、
うちのSCには家電はない。はい、役立たずー。
誰か、私に掃除機をください。



たぶん今いちばん欲しいのは
愛よりお金よりおいしいゴハンより
よく働く掃除機。