モテる

名古屋市千種区の某ショッピングセンター内に入っている私の職場、
ここ半年、私が統計をとった来店客の内訳を明かそうと思う。


■中国人(日本人のおっさんと中国人女性)…16%
■韓国人(韓国人同士)…15%
■東南アジア系外国人(日本人のだいぶおっさんと若い東南アジア系女性)…15%
■その他外国人(欧米人同士)…7%


実に外国人が過半数を占めている。
これが国会ならえらい騒ぎ。いろんなことがひっくり返る。
いや、
外国人にはもう慣れた。
食品レジも7割以上が中国人か韓国人、
日本人なら許されるはずのない対応にもちょっとやそっとじゃ腹も立たない。
今回私が注目しているのはこの過半数の残りの47%であって、
その中にかなりの割合で性別不明の男性がいる。
日本語がおかしいが、これより他に表現の仕様がないので「性別不明の男性」とする。




ニューハーフ、ホモセクシャル、ゲイ、オカマ…


どれが当てはまるのかわからないが、
とにかくそういった(戸籍上)男性が非常に多い。
身長180cmのカーリーだったり、
松子デラックス色黒バージョンであったり、
全身黄緑に身を包んだ角刈りの小太りであったり、
ジンギスカン帰りのスーツにネクタイのサラリーマンだったり、
毛玉たっぷりのこたつ布団さながらのコートをワンピースとして着用し、片手にキティさんのポーチをぶら下げた頭髪が幾分寂しいおっさんだったり、(明らかに不審者)
彼らの外見は多種多様である。
彼らは大概カップルでやってくる。(もちろん見た目は男性2名)
そのうち性別不明の方はほぼ100%超名古屋弁である。
加えて語尾は伸ばし、かつ上げられるだけ上げる。
彼(?)らの決まり文句は
「ねぇおねぇさんならどうする〜?」
「おねぇさんどう思う?」
「ちょっと聞いてくれる〜?あたしったらさー」
この3つであり、
共通する特徴として、
彼らの話は非常に長い。
うんざりするほど長い。
小1時間は軽くしゃべる。
そして買わない。
その間、もう1人の連れの方はと言うと
口元に笑みを浮かべ、寡黙に見守っている。
こういったカップルは役割が決まっているのだろうか。
とにかく口は一切挟まない。(金も出さない)




本日、黄緑の角刈り氏が年始の挨拶にやってきた。
私の顔を見るなり、小股で駆け寄り、
「おねぇさん、ちょっと聞いてくれる〜?こないださ〜」



この後、
どこどこの店の店員にむかついたとか
どこどこのつけ麺屋がまずいとか
実にどうでもよい話をきっちり1時間しゃべって帰って行った。
8月に超特価のソファを販売して以来、
毎月やってくる黄緑さん。



どうでもいいが、この類の人が決まって私を指名してくるのはなぜか。