頭ん中はカラッポなのさ

pochi317002009-01-18


今朝7時のアーバンライナで名古屋に戻ってきました。
この2日間はきらきらの粉ぐらいは纏ってると自負しておりましたが
帰ってきた途端、このザマです。
きらきらの粉どころか砂糖すら纏えません。
真っ白にお化粧されたドーナツたちが誇らしげに輝いて見えます。
…鬼門?


そうも言うてられんので、
そそくさと出勤したのだが、
私の頭からは狛狐が離れず、
これまでに感じたことのない興味と関心、
もっと深く知り合いたい、
否、こうなりゃ私が物の怪になるか、
はたまた石工になり日々狐を作り続けるか、
すでにそのレベルで知識欲が私を占拠しておる。
休憩時間には本屋に小走り、
日々半開きの目を見開き、皿にして狛狐に関する書物を探す。
それらしいコーナーを徘徊するも目に入るのは
よくわかる神道だの、
日本の神様たちだの、
仏像の見方だの、
百鬼夜行を読み解く本だの、
鳥居の専門書だの、
何だかちょっと惜しいものもあるが根本的に違っている。
ええい、致し方ない。
そもそも狛狐も大きく分別すれば狛犬
この際、狛犬専門書でもよいと思ったのだが、
気付けばニヤニヤと怪しい笑みを浮かべながら
ヨークシャーテリアの専門書を手に取っているワタクシ。
いかんいかん。犬違い。
ここは誘惑が多く大変危険なエリアであった。
休憩時間残り10分となり、
仕方なく従業員を呼び止め
検索してもらったがそれらしい本はヒットせず。


しゅーん。。。
何だか物悲しい気分で館内を歩いていると



―ないものは作ればいい。(桃子心の声)
単純なことである。
私が書けばいいのだ。
私、狛狐のおねぇさんになる!




今日から私は狛狐研究家となり、
全国津々浦々の狛狐に会いに行き、
彼らについて筆をとり、
世に知らしめねばならん。
人生32年にしてようやく自分の生まれてきた意味を知るとは!
あぁきっと人生って回り道するようにできているのね。







画像は昨日出会って即捕獲した子。
私、気が多い。