時空を超えて

人は戦うために生まれてきたのかと思う。
少なくとも私は常に戦っている気がする。
戦う相手がどうも多くて休む間がない。
どうやら生まれる時代が500年ほど遅すぎた。
きっと私は戦国時代に生きている。
合言葉は下剋上




上司や会社に認められたくて働いているわけではない。
お金を払って物を買ってくださって、
その上「ありがとう」と言ってもらえる販売という仕事が好きで
この10年、物を売る仕事を選び続けてきただけであり、
それが十数万円のソファだろうと数千円のサンダルだろうと同じ。
販売という仕事に誇りを持っている。いや、持っていた。
そのスタンスで10年やってきて、
突然私のやるべきことはそれじゃないと言われても困ってしまう。
立場が違うと言われても、
私は店長である前に一販売員であり、
販売員である前に一消費者である。



いっそ何もかも投げ出してしまいたいと思うこともある。
性格的に最も出来ないのは承知の上。
ただ、それと同じぐらい間違ったことが許せない。
自分の信念に反することができない。
きっと会社勤めは向いていないのだ。
合言葉は下剋上



やり場のない気持ちとぶつけ所のない拳、
悔しいのか情けないのかわからず流れた涙と、
夏の終わりからずっと頭と心の片隅にある疑問の
適切な処理方法がわからず、
今もずっと出せないゴミのように同じ場所にある。
燃えるのか燃えないのか。。。
名古屋市の分別いまだにわからず。



29歳のクリスマス』で言うなら
「男がほしーーーいっ。
ぎゅーって抱きしめてくれる男がほしーーーいっ」
松下由樹山口智子が叫んでいるところであろうが、
あいにくこちらは32歳の歳末大感謝祭であって、
男よりも西洋料理よりもブランドバッグよりもマネー。
抱きしめてくれる男 < 物言わぬ現金。
小泉孝太郎は別)

もはやクリスマスなんぞに何の浮かれ要因も浮かれ予定もなく
男がほしい < 男になりたい
残念な女、京都桃子ひとり居酒屋 in 名古屋。
きっと適職は武将か忍者(特技:深酒)。
合言葉は下剋上