薄くて冷たい

先週からずっと店に雁字搦め。
がんじがらめってこんな字やったんかと思う私の感性の低さに自分でびっくりするぐらいがんじがらめ。
液体トマトの摂取量激増。
すでに主食に昇格。
そんな中、
SVがやってきた。
ハロバイ金成さん似の上司。
私より4つか5つ若いはずだが、若さを感じない上司。
神戸出身なのに関東弁の上司。
昨今のスポーツカーのデザインについて私に意見を求める上司。
今のうちの店の問題点と来年の事業計画、
今後の名古屋の姿を熱く語る上司。
私が2人分働いてやっとシフトが回っている事実をスルーする上司。
会うたびに名古屋は住みやすくていいところだと言う上司。
笑って私を千種に送り込んだ上司。
「俺もこの店やれって言われたらヤだし」とさらっと言う上司。




本年度最不振店に転落した本店と名のつく店の店長の上司。





上司と茶をしばきながら頭の中でミッドナイツ祭りの私。
まだ理性は持ち合わせていることに少しばかり安堵。
私の情熱はコメダのアイスティー並み。



13時に来ると言って16時過ぎに来た上司。
「無理しないで早く帰れ」と言う上司。
私の上司は客観的に見たらきっとおもしろい。





そんなSVの臨店で今日も明日も棚卸ができない。
棚卸準備に費やした私の1週間が氷とともに消える音がした。