死んでもいい

先日
自称オカマのとあるバンドマンと酒を酌み交わしつつ、
今際の際に何を聴きたいかという会話を交わした時の話。




そのテーマに対して
私の頭に浮かんだのは2曲。



1曲は
スガシカオ『午後のパレード』である。
数ある名曲の中からの『午後パレ』
軽快かつ難解、しかし巧妙な詞、
底抜けに夏感満載のダンサボゥなナンバー『午後パレ』です。
たとえ外がざざ降りの大雨だろうとドカ雪だろうとも、
休みがクレームで丸1日潰れようとも、
意中のあのコが他の誰かと楽しげに歩いてるのを目撃しようとも、
意識朦朧、呼吸極浅、息絶え絶えでも、


「嘘じゃないみたいピース・マーク 
ごめんなさい なんとかなると思っちゃう」


これはもう否が応でもお祭り気分高揚である。
世界中のクエスチョン・マークを道連れに
賑やかな夏の午後のパレードに乗っかって逝ってしまいたい。
うーん、
我ながらなんとも理想的な最期だ。
こうゆうの、他人の褌でなんとやらって言うんだぜ、ワハハ。




もう1曲は
毛皮のマリーズ『アンプリファイヤー』である。


「まず一つ、空気を震わす
   二つ、空間を進む
   三つ、鼓膜を震わせて意味を持つ」


さらば我が人生。
もしも生まれ変わりというものがあるならば
次に生まれてくるときはぜひともアンプリファイヤーでありたい。
と、
あるやもないやも知れぬ来世への思いを抱きながら
このままアンプリファイヤーによって電気信号に変換されたいと思うのだ。きっと。



などと話すと、
そのバンドマン(自称オカマ)は
『ラムのラブソング』だと答えるではないか。
あのピコピコピポピポ電子音たっぷりのイントロに
「あんまりソワソワしないで」(いや、俺これから死ぬし、ソワソワさせて)
「あなたはいつでもキョロキョロ」(だから死ぬんやって)



落ち着かない感じでいい。
うん、これいいな。



のたまうのである。



そんな彼(自称オ…以下省略)の言葉を聞きながら
チクショー、
こいつラムちゃんよりもかわいいじゃねーか!!!
そう思った桃子なのであった。




そんな思い出話はさておき、
今日初めて4年に一度のアスリートたちの祭典
オリンピック@北京を見ました。
いや、興味ある種目がフェンシングと陸上だけなので。。。非国民ですよ、オイラ。
そんな非国民も泣いたね、まじで。
陸上男子万歳!!!
朝原さんの雄姿に涙涙ですよ。
感動の余り、えづいたね私は。
余韻に浸ってたらうっかり見逃しました、
僕音リクエススペシャル。
私の永遠の王子ミッチー×スガさんの『午後パレ』を…