超ズルムケ・バンド講座

行って来ました、京都精華大学。実に9年ぶりです。
SMS2007 HARDCORE INSTRUCTION 3rd Night
講師:渡辺彰規氏(騒音寺
コーディネーター:松本伸哉氏
このお2人によるめちゃくちゃためになる『超ズルムケ・バンド講座』を聴いてきました。

詳細は精華大学サイトをご参照あれ。
http://www.kyoto-seika.ac.jp/event/seikamusic/index.html


いやーものすごく有意義な講義やった。
インディーでやってくってこと、バンドを続けていくってこと、音楽をやっていくってこと。
なべさんの言葉のひとつひとつに重みと現実を感じました。
いつものクセで議事録あげれる程メモったからね。店長会議ばりの精度。お2人の名言も完璧に記録したから。
聴きながらふと頭に浮かんだのは、
KEMURI、POTSHOT、ロティカ、ゲルググ、そして50回転ズ。
すっとメジャーになったバンド、ずっとインディーにこだわり続けたバンド、一度メジャーにいって再びインディーでやってるバンド。
バンマスが誰かはっきりしてるバンド、詞も曲も1人が書いてその人がお金の管理までしてたバンド、しっかりマネージメントする人がついてるバンド…
いろんな形があるけど、それぞれについてものすごくすんなり納得。
どれがいいとか悪いとかじゃなくてね。


もしかしたら
今から売れてメジャーになって稼ぐぞ!的な希望を持った若きバンドマンには少々厳しい内容やったかもね。「辞めてください」「今すぐ辞めた方がいい」って言葉、バンバン出てたし。


その昔、楽しいだけで音楽をやってて、現実が見えて就職したけどやっぱり音楽からは離れられずにいる私。
今やってるバンドはお遊びバンド。
これは最初から決まってたことやし、メンバーにはそれぞれの生活があって、守らなあかんものもある。
結局今日も練習なかったけど、それでもいいと思う。
もっとやりたいなら「3コードのバカかっこいいパンクロックやろうぜ!!」とか言ってメンバー探して別のバンド組めばいいだけの話。
でも今の私はもっと別の角度から音楽に関わっていくこともできると思う。
ちょっと前から考えてることもあって、その初期衝動を現実にするためにどうするかを毎日考えてる。


“でもその手で何かをしようとしなければ何も始まらないんだ”
“まだ先があるんだ、もっといけるハズだろ?”
まさにこれだよ。


30超えてある程度この社会のシステムと現実を知ってしまったからこそ、すごく前向きに聴けた。
たぶん学生時代に今日の内容聴いてても絶対納得できんかったと思うのよね。
それどころか「何言ってんだ??」ってな勢いで反抗心むき出しにしてたかも。
私もオトナになったもんだ。人間の成長と学習能力、侮れねぇ。



んー、文章が完全に自己満足の自己完結だ(笑
でもこれ(私の)日記だから♪
伝えたい人には直接伝えようと思ってます。


あ、今日の出来事。
精華大学構内にて会場の入り口を探してるなべさんに遭遇。
普通に私服onサングラスwithメットでご対面。
その数時間後(いちばん地味らしい)いつものステージ衣装で登場。
すてきです。
ロックンロールとはこうあるべきだゼ☆
ギャーッ!!!!