センチメンタル盛りだくさん
あの日、
あの瞬間、
何かが変わった気がしたんだけど。
本格的に冬を迎えるその少し前、
私を包む空気は確かにビリビリ震えた。
寒さに疎い私はまだTシャツ1枚で、
それを見て君は呆れた顔をしてた。
新栄のど真ん中、
ちょっと愛を叫んでみてもいいかしら?
なんて思ったり
「運命」なんてありふれた言葉で丸め込めるなら
そんな便利なことはないなとか思ってみたり
した。
んだけど。
もうすぐまたその季節がやって来る。
1年の半分ぐらいは2人の歳の差がひとつだけ縮まっているのだけれど、
事実というのは情けも容赦のないもので、
またひとつ私は歳を重ねる。
こんなことを言うと
きっと君はまた「そんなことどうでもいい」って笑うのだ。
少なくともその笑顔は真実で、
私は安心すると同時に、羨ましくもなるのだ。
オイラやっぱり秋が好きなんだぜ。
ナンテナー。
そんなことを思ってちょっとセンチメンタリズムに浸っていたら
イグワナズのYさん(ベースの人)に遭遇@難波。
「顔、死んでるで」
…わかってます。