ハートにブランケット


「(あなたと私は)同じニオイがする」
この言葉、結構耳にすると思うのだけれど、
この3日ですでに3回言われている私。
言う方も言われる方もちょっと考えてみて。
どんなニオイなのか、
そこ結構重要。




学生時代とは違い、ある程度の年齢になると新しく人と知り合う場が限られてくるというのは本当で、
私の場合、
主にダンスフロアか夜の酒場が中心である。(大体みんな酔っ払い)
クッキングスクールだとか、
ヨガ教室だとか、
ファイナンシャルプランナー講座だとか、
ワインを楽しむ紳士淑女の会だとか、
そういったところに出向けばよいのだろうけれど、
残念なことにどれにも興味が持てない。
今関心があるのは占いの通信講座。
通信で占いを学ばせるその胡散臭さにわくわくする。




そんな私、
睡眠時間と引き換えに好きな音楽を求めてあっちこっちへ飛び回り、
睡眠時間を惜しんで夜な夜な酒を求めてさまよい歩いている。
そんな場所に集う人たちの目的はほぼ同じ方向を向いており、
そんな場所で出会う人たちと何かしらの共通項がある確率は極めて高い。
音楽が好きで、踊りたくて、ワイワイ飲む酒が好きでやって来ているのである。
同じニオイがするのも至極当然な話といえる。


タバコ、汗、アルコール。
物理的にもだいたい同じ。








さて
今日の「同じニオイ」発言の主、







―オカマ。







「おねぇさん、アタシと同じニオイがするわ」





…見た目(百歩譲って)女のオッサンに同類項を見出された桃子@中身オッサン。




やはり根本的残念ズ、
それでも明日はまた来る。