刺客

昨日、あたかも味覚障害であるかのような日記を公開しておいて何だが、
味覚は大丈夫。
うち薄味が好きどす〜。

そう、問題は痛覚。

麻痺している。

常日頃から私の食べるものは
唐辛子・山葵・芥子・胡椒などに覆われており、
気心の知れた人の前では遠慮なく何らかの刺激物をふんだんに振りかけてしまう。
ピザやらドリアに至ってはタバスコ１本使い切り、
ＬＥＥ辛さ３０倍にもさらにタバスコを！どうか私にタバスコをっ！
そんな痛覚麻痺っ子桃子（魔女っ子メグちゃん的にどうぞ）の前に
突如現れた凄腕の外タレ野郎。

チキン春雨 メイド・イン・タイランド。

休憩時間にモールをふらついていると
山積みされたこれが目についたので３つ購入し先程帰宅。
早速開封してみると、
春雨、かやく、調味油小袋、さらに赤い粉が入っている。
この手の食品の食べ方などタイでも日本でも同じだろうと
適当に容器に開け、適当に熱湯を注ぎ、適当な時間にかき混ぜ、適当に赤い粉を投入し、
適当なところですすってみる。

うん、

まずくはない。
タイ料理＝何となく酸っぱい＆何となく香りがきつい

そんな何となくなイメージを何となく抱いていた私にとっては
このチキン春雨、味は濃いものの至って食べやすい味であり、
若干拍子抜けと言える。
そう思った瞬間、
ふと気付いた、

箸を持つ我が右手が震えていることに！！

あ　れ　？
なんか…変？

からっ。

そう思った矢先に
震えは手だけにとどまらず全身へと拡大。

からい…
っつか、
塩ーーーーーー！！

食べた後、痛覚を通り越し、
身体そのものが麻痺するほどの塩分に

一瞬頭を過ぎった「死」という現実。

あかんあかん。
イグワナズ、ジェリー、ビッチと
５月上旬のＬＩＶＥは全部本気、
謎の春雨喰うて死んでる場合ちゃうで！

そこから飲んだお茶はきっちり２リットル。

私は生きている。

このメイド・イン・タイランドのチキン春雨野郎、
何者かが私を冥途に送るために寄越した刺客ではなかろうか。
そう言えば…

　〜回想は続く〜

そんなチキン春雨野郎は
某輸入食品店にて只今￥１０８で絶賛特売中。

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アドバイス：死にたくなければお湯は多めに（できれば倍）入れろ。