桃子眠りたい


隣のスーパーのレジのお気に入り男子、



よくよく見たらそうでもなかった。(失礼)



スキャンが丁寧かつ迅速な知的メガネくんでした。




彼の名誉と誤解を解くために言いますが、
彼のレジに並ばずに1列空けて2つ隣のレーンから見るとかっこいいんですよ。
ハングル語がしゃべれたらきっと主役張れると思うの、




韓国で。





ペ様以外の韓国スターの顔、全く区別つきませんけどね。
こんばんは、桃子です。
今年の目標、
それは



年 内 電 撃 結 婚 。





相手は9歳年下のイケメンぐらいでどうでしょうか?







散り始めた桜の木の下を若い男が自転車で颯爽と走り抜ける。


あぁ今年も春を追いかけてまた夏が来るな。
桃子はそんなことを思い、流れる川を見ながら歩いていた。



―ガシャン。


突然何かが落ちる音に思わず振り返る桃子。
はらはらと舞い落ち、アスファルトを優しく覆う薄ピンクの絨毯、
そこには銀色に光るリンゴ印の携帯式音楽プレイヤーが、あった。
薄っぺらな長方形の機械は
最後まで凜と咲き誇る桜の間から降り注ぐ太陽光を惜しげもなく、というよりも存分に反射し、
まるでぺらぺらの四角い宝石さながらにキラキラと眩く輝いている。
桃子は目の前のそれを咄嗟に拾い上げ、
無機質なボディに付着した砂と花びらを払いながら
無意識に傷がないか、壊れていないかを確認してしまう。
何の気なしに液晶画面を覗くと
『Hanky Panky』


―ちょっ、これ…
思わずハッとする桃子に自転車を降りて男が近付く。
「はい、これ。よかったですね、無事みたいですよ」
慌てて持ち主に差し出す桃子の手に長い指が触れる。
「ありがとう。…っつか、パンダ好きですよね?」
長い指の若い男は堪えきれない様子でぷっと吹き出す。


パンダのカバンをぶら下げ、
一目惚れで購入したパンダのTシャツを着た女が拾ったのは
パンダの着ぐるみを着た兄弟アーティストの曲(の流れるプレイヤー)


「うん、めっちゃ好き」


すでにその男は遠慮なしに声を上げて笑っている。
「いや、めっちゃパンダやん!!!」




この瞬間から数年ぶりの恋が動き出す。


なんてことは桃子はまだ知らないのだ。
ただ某月某日、桜の木の下で
Hanky Pankyを聴く人と出会ったその事実が愉快であった。
iPod落とし男は指は長いがよく笑う男だ。


(続く…気が向けば)







はーっ、
わくわくしたい、桜の下で2009。







大丈夫、
気は確かです。





In touch with Hanky Panky

In touch with Hanky Panky


発売当日からすごい売れ行きみたいでした。
すぐに棚からなくなったらしく出してもらったタワレコ@PARCO。
張り切って出勤前に買いに行ったら(…健一くんのファイナル帰りの朝)
うちの残念なタワレコにもあったのは秘密(笑




これ、健一くんの才能と魅力が溢れてるよね。
この5曲に極上のPOPセンスを感じます。
っつか、
黒沢兄弟何してんの??この歌詞カードッ!!
すでに家宝決定(笑


もう1週間以上こればっかり再生し続けてる。
…完璧に殺られてます。




好きなものは好き。
誰が何を言おうと
誰に何と言われようと、
好きやねん。
私を動かすのは私の感性。





そろそろ毛皮ズを、
RD97を聴きましょう(笑