二度目のSAY GOOD BYE すぐ会えるのさ


桃子さん、
行っちゃいましたね。ハハハ。


2009/03/31(TUE)@渋谷 CLUB QUATTRO
黒沢健一 LIVE TOUR 2009 “Focus”reprise




えぇ、
4日前に見たばかりですが何か?



だってそれぐらい素晴らしかったんですもの!!!



初日の恵比寿が即ソールドアウトになった為、本日は追加公演。
そう、ファイナルです。
これは行くよね。
だって7年ぶりですもの。
7年ぶりのバンドツアーですもの。
最後も見届けたいのです。
18年前突如舞い降りた私の神、黒沢健一



クアトロの4列めセンターから神と男前の江戸っ子を堪能。
近っ!!笑
今目の前にいる人が18年前私の世界を変えた人なんやなぁとしみじみ実感。
音楽は世界を変えるんだよ。そう思いますワタクシ。
2回めってこともあり、今日は若干見る方、即ち私にも余裕あり。
前回は興奮して死亡でした。。。
(桃子日記参照のこと→http://d.hatena.ne.jp/pochi31700/20090327
しかしながらセトリは完全に不完全ですので、いただいてきました。



こちら↓↓


01. NEW WAYS TO SEE THE WORLD
02. Feel it
03. Scene39
04. POP SONG
05. Silencio
06. Maybe
07. 方舟
08. Grow
09. SOUL KITCHEN
10. Rock'n Roll
11. TOO LONELY TO SEE
12. ALL I WANT IS YOU
13. 遠くまで
14. CHEWING GUM
15. プラスティック・ソング
16. LAZY GIRL
17. Do we do
18. LAND OF RICHES
EN
19. TILL YOU SEE ME THROUGH〜LIME LIGHT
20. Somewhere I can go
EN2
21. KNOCKIN' ON YOUR DOOR
22. I LOVE TO JAM



どうよ?
どうですかこれ。フフフ。




ファイナルやから?
カメラ入ってるから?
最初は健一くんもちょっと固かったような。。。
最初から噛んではなかったけど(笑



『Scene39』では恒例の「40歳になってしまいました」
いいの!30でも40でも健一くんは全く年齢を感じませんから。
18年前から外見上何も変わってない。このへんもさすが神。(黒沢健一は桃子にとって神であり、先生である)
この曲聴けば聴くほど自分の中でなじんできた感あり。
ふとした瞬間に口ずさんでることに気付いた桃子@ハチ公前。



ここでMC。
グッズの宣伝をする健一くん。
Tシャツのクダリではまたしてもベースを下ろして胸を張るきーちゃん。
タオルのクダリでは赤いFocusタオルをあらゆる方向に掲げる遠山さん。
すかさず健一くんの緑のFocusタオルを広げ、高く揚げるきーちゃん。
宣伝終わったらきっちりキレイに畳んで元の場所に戻すきーちゃん。(このへんきちんとしてます江戸っ子)
「ありがとう、きれいに畳んでくれて」と言いながら即使用する健一くん。
それを見て爆笑するきーちゃん。
…微笑ましい。さすが人生の半分以上付き合ってきた仲やなぁ。
後半にも健一くんの水が少なくなったら自分の水を差し出してたきーちゃん。
ほぼ空っぽの健一くんのペットボトルを邪魔にならないように自分の方に置いたきーちゃん。
…素敵。木下裕晴@チャキチャキの江戸っ子とはこうゆう人なんです。
プレイ中はかなりのSッ気を遺憾なく発揮されてますが、
時折与えられる笑みと目線がたたた堪りませんっ!!
…完全に飴鞭方式。さすが鬼軍曹。




『POP SONG』
「ずっとこうゆうタイトルの曲を作りたかった」んですって、先生。
最初にアルバム聴いたときもこのタイトルがシンプルで新鮮でした。


やっぱり『Silencio』は聴き入ってしまう。
静寂を切り裂くようなギターと
優しくて切ない健一くんの歌声。
何かが胸に突き刺さります。
これはぜひ生で聴くべき!
そう思います。
「静寂の中にも音楽がある」って言う、
健一くんの好きなジョアン・ジルベルトさんってどんな人なんやろう。←桃子はようやく名前をインプットできた模様。外国人の名前、ほんまに苦手やねん。。。(と勝手な言い訳いつでもOK)
どうやら「ボサノバの神」で「2003年に来日し日本人を大感動させて帰って行った」らしい…
うむ。これじゃわからんので、曲だ曲。曲を聴いてみよう。



『Maybe』の入り、
健一くんときーちゃんが顔を見合ってカウントするも微妙に合わず、
きーちゃんが健一くんに合わせて「1、2」と大きくカウント。
…微笑ましい。
どっぷり聴き惚れているとまさかの


「もういっぺんやっていい?笑」…爆!


Take2へ。
健一くんのギターが狂った瞬間、
きーちゃんが健一くんに合わせたからこのままいけるかなと思ったんですけどね。
「いつかやるなって思ってたんだけど、今回のツアー
ツアーって言っても7本なんだけど、今まで1回もやらなかったんだよね。
こう来たか…」と健一くん苦笑。
まぁこのままいっても気持ち悪いんやよね、本人は。
2人の信頼関係から成り立つ入り方が大好きですので、
2回見れてよかったデス。



『方舟』を弾き語る健一くん。
遠山さんのピアノだけで唄う『Grow』
このへんは天性のヴォーカリストやなぁと感じずにはいられません。
きっと音楽をやるために存在する人なんやと思う。
茨城が生んだ世界の黒沢とは健一くんのことです!!



curveのセルフカバーで『SOUL KITCHEN』
「curve509ってバンドがあってね〜」とcurveの話題になると
迷わず挙手するきーちゃん。
はい、メンバーですね。
きーちゃんからの視線で堀さんも挙手。
そんな中、ひとり椅子から降りて小さく縮こまる遠山さんに
「そんな下に座らなくてもっ(笑」と突っ込む黒沢先生。
その間もステージとフロアから自らに注がれる視線に
黒沢先生は全くお察しではない模様。
堪り兼ねた鬼軍曹、メンバーは手を挙げろと目で促す。
それでも伝わらないのでジェスチャーで強要。
…ようやく3本手が挙がりました。
満足そうなきーちゃん(笑
これでやっと曲にいけます。
これ天才ヴォーカリストと天才ドラマーの見せ所ですよ。
なんつってもこのステージ上の75%がcurve509ですので
セルフカバーっつかそのままやってください(笑



続きまして『Rock’n Roll』
来たーーーーーーーっ!!!!
きーちゃんっ!!!!!
…きーちゃんのチョッパりぶりに殺られました。バタリ。(死んだ)
もうこればっかりは、
こればっかりは目の前の健一くんよりきーちゃんに釘付けですよ。
神 < 鬼軍曹 の図。
そして堀さんのドラム!!!堀さんは職人だ。
何回見てもきっと痺れる。
さらに魔法の旋律を被せる遠山さん!!!
天才を囲む天才。
この曲は反則です。
あんなにいろんな技があっちこっちで繰り広げられるとどこに集中していいか困ります。
全くもうこのメンバーは…


最 強 だ !!!


健一くんが心置きなく気持ちよく唄える環境なんやろうなと感じるバンドです。
『プラスティック・ソング』聴いてても同じこと思った。
このバンドは聴いてる側を最高に気持ちよくさせてくれるなーと。
健一くんのことをよく知ってるからこその距離感というか、
すごいいい関係やなと思う。
健一くん曰く
「ロックンロール偏差値のものすごく低いバンド(笑」*1らしいです。



『LAZY GIRL』
「♪スープが冷めてもI MISS YOU〜」の瞬間の健一くんの顔に殺られました。
なんてキュートなの??
なんで変わらへんの??
なんでこの人目の前にいるの??(行ったのは私)
I MISS YOU やって!!(「言われた」と脳内自動変換されてる私危険)


『Do we do』
鬼軍曹の鬼チョッパー!!!再び!
一時的に復活した桃子、またしても殺られる…バタリ。
その勢いで『LAND OF RICHES』
トドメを刺される桃子。。。



EN.は恒例の2曲。
『LIME LIGHT』と
『Somewhere Ⅰ can go』じっくり聴いた。
これでツアー終わるんやなーと思ったらしんみりしてきた。
次いつ見れるんやろと思ったらやっぱりね。
また7年後とか?あり得なくもないところがさすが世界の黒沢。(だからそれは別の人…)


そして2回めのEN.
「初めて意識的に(意識して)作ったメッセージソングがあって、
いろんな事情があってずっと唄ってなかったんだけど、今日は唄います」


―えっ、それってもしかして??と思ったら



『KNOCKIN' ON YOUR DOOR』!!!!!!!


思わず涙。
不覚にもちょっと泣いた。
そういやこの曲でL⇔Rが遠くに行ったような気がしたんやった。
それまでのL⇔Rとはちょっと違う気がして、
もちろんそれはビジネスとして彼らの音楽を売る人たちが出てきたってこともあるんやけど
なんとなく表に見えない「それ」に対して抵抗があった私。
結局自分がその現実を受け入れたくなかっただけなのかもしれんけどね。
でも今日はそんなこともうどうでもよくなった。
健一くんの顔が楽しそうやったから。
きーちゃんの顔が楽しそうやったから。
お客さんみんな楽しそうやったから。
どうでもよくなった。
いい曲は何年経っても色褪せないのだ。
そして
「みんな今日はほんとにどうもありがとう!最後はみんなで打ち上げ的な感じで」
『I LOVE TO JAM』
もちろんコードはA7、
ロックンロールナンバーで!
きーちゃん、健一くんのマイクに寄ってのコーラス。
…最高でした。
やはり私の中では永遠に色褪せない黒沢音楽。
そして鬼軍曹ラブ☆



トリプルアンコールはなかったけど、
鳴り止まない拍手に
最後に健一くんが出てきて「ありがとう」って言ってくれました。
「せっかくカメラあるんだからさ」とみんなでカメラにアピールして終了。
どうやらこの日のライブの模様は
『Focus−LIMITED EDITION−』封入のDVDに収録されるみたいです。
詳細はこちら↓↓
http://www.k-kurosawa.com/



あっという間の2時間半、
一言で言うと、




最高でした。
行ってよかった。
あの時間、あの空気、あの場にいた人と共有できてよかった。
黒沢健一は永遠に私の音楽の先生です。






先週金曜(4日前)のボトムラインを見て、
急遽行くことにしたのでバタバタでした。
チケット探してくれたpちゃん(意味無くイニシャルトーク)にはほんとに感謝。
譲ってくださった方にも感謝。
ありがとう!





明日は下記2点について
あらゆる方面から考察してみようと思います。
・健一くんのLIVEなのになぜか脚にでかいアザが3つもできる私…
・きーちゃんのツンデレ作戦にまんまと引っかかる私…

*1:ツアー先のホテルで明朝9時ロビー集合の場合、8時55分には全員揃い済み、9時3分には出発できる非常に優秀だけどロックバンドっぽくないチーム。普通誰か酔っ払っていなかったり遅刻したりするもんなのに、このチームは一度もない。