串八る

みなさまお待たせいたしました。
本日のメインイベント、
串八@六地蔵のお時間がやってまいりましたね。




串八の店内奥、6人掛けBOX席に集うは天下の名武将5人。




「あの戦は大変やったよねー」(グビグビ、プハーッ)
「そうそう天下分けちゃったしねー」(ちょっと醤油を…)
「あいつの謀反、あれだけはどうにも許せへんねん」(モグモグ)
「まぁまぁその時歴史は動いたんやから」(ビールお替り)
「そころでキミの兜、超斬新だよね」(ネギトロ巻をひとつ)
「いやいやアナタの鎧こそ素晴らしい」(これはウスターソースで)
「毎週発売されるおまけ付き本なのか本付き部品なのか、どっちがメインやねん?な謎本を購入している輩どもは抜かりなく私の城を建てているのか、建てぬなら焼き殺してしまえ」(ゴクゴク)





なんつって串やら水菜のなんちゃらやらあんかけ某やらを頬張るのは





毛●元就
武田●玄
織●信長
豊臣秀●
徳川●康





そうそうたる面子in串八。
そうそうたる余りに一部伏せ字で表記。


思い出話に花を咲かせ酒を酌み交わし各々を褒めたたえ、
あの頃はよかったとか言って過去の栄光に縛られるオッサンには絶対なるまいと心に決めた酔っ払い5人は
深夜の六地蔵にてそれぞれの岐路に消えたのでありました。
JR奈良線に乗る者あり、
京阪宇治線に乗る者あり、
ローカル線の終電とは言え、甲冑はまずいよね、きっと。
うん、さすがにちょっとね。兜ぐらい脱ぎますかね、ハハハ。
そんな中、
歩いて帰ったのは元就くんである。




私は明朝尾張の国まで戻るとしよう、
JR東海という現代の馬に乗って。


時代は変わったものだ。私の時代は…。