キャンプみたいな夜

2008/11/26(WED)@難波ロックライダー
『アコースティックナイト』


西島衛(THE SiX BULLETS)/WALTHER(THE LOBSTERS)
サミタカユキ(JOHN CASTRO OIL)/中村タカユキ/だるま彬資


このために私は本日名古屋から難波まで行きました。
1ヶ月前から確実に休みを取って計画的難波。


超ーーーーよかった。
ほんまに素敵なアコースティックな夜やった。
出演者5名、客4名。
もれなく全員知り合いでしたが
すごいアットホームな感じで楽しかった。



◆だるまさん
前に見たのいつやったやろ?結構前のような気はする。
やはり多くは語らず、唄を聴かせてくれました。
だるまさんってきっとこんな人なんやろなーって思わせる唄ばかり。
「僕みたいなネクラがいちばんめで…」なんて言いつつ。
いい唄を歌ういい人ですよ。


◆サミ王子

ソロは初めて見た。
噂通り、めちゃくちゃよかった!


(お客さんを指して)「そのへんの人の為に歌います」


…はい、
“そのへんの人”の2分の1です。
甘いラブソングもしっとり聴かせてくれる。
さすが王子と呼ばれる男、サミタカユキ。
『旅立ちの妄想』(曲名が怪しい…合ってる?)
『Drink up all』が印象に残った。
バンドの時の彼しか知らない人はぜひ弾き語りも見てみることをオススメしたい。
サミくんのよさが2倍わかると思います。
(って、今日初めて見たくせに大きく出た)
でもものすごく表現が豊かになったんじゃないかと思った。
なんかえらそうなこと言うみたいでいややけど、
こうして弾き語りすることでバンドでも幅が広がるんやろうし。
いや、ほんまにえらそうやな、私。
JOHN CASTRO OILのLIVEは最近予定が合わずに見れてないけど、
弾き語りの効果ってやっぱ出てると思うねん。
早くオイルのLIVE見に行かな。


◆中村くん
これですよ、これ。
私は彼のこの声と唄が大好きなのです。
やっと見れた。
やっと聴けた。
実に9ヶ月ぶりの彼のステージ。

やっぱりいい唄を歌う人やと思う。
どう見てもどう考えても。
吸い込まれそうというか、
心にぐっと入ってくる声とコトバ。
「中華スープの色」って、
その発想が素敵です。
なんか聴いてて涙が出そうになった。
もっと聴きたい。
中村くんの声は心地よい。
そして相変わらずの男前。


◆ワルサーさん
「なんかキャンプみたいやな」と言いながら
昔の曲などをやってくれつつ、ギタパン先生のカバーを。
「(ロブスターズの曲は)バンドを見に来てくれればいいので」と。
普段は怖い(←失礼)ワルサーさん、
アコギの音が優しい。
たぶん怖い人ではない。
THE LOBSTERSとは別の顔を垣間見ました。


◆マモルくん
マモルくんはバンドマンやなぁと思った。
マモルくんの唄を聴くとブリッツが見たくなる。
バンドで唄う姿が見たい。
弾き語りが物足りんってことじゃなくて、その逆。
あの唄を活かすにはギター1本じゃ足りんというか、
うーん。。。
うまいこと言えんのやけど。
僕らの音楽』と新曲のアコースティックバージョンが聴けた。
改めて好きになった『僕らの音楽


マモルくんとサミ王子で1曲。

仲良し。


そしてラストは出演者全員で『雨上がりの夜空に』


これ、めっちゃ楽しそうじゃない?
見てても楽しかったもん。
ステージにギター5本並ぶって
そうそう見れへんで!
しかもこの豪華メンバー。
王子がいっぱい。
それも「4人の客に対して5人が本気で」(笑
うれしかった。
楽しかった。



ワルサーさんの「キャンプみたい」そのもので
ほんとあったかい夜でした。
弾き語りってひとくくりに言ってもギターにも唄にもほんまに個性が出るんやなー。
普段はジャカスカ大音量のLIVEばっかりやけど
こうゆうイベントにももっと遊びに行ってみよう。
いろんな発見があって楽しい。


終了後、
全員で打ち上がり。
だるまさんの仕事は
とっても高度な技術を要することがわかり、一同尊敬の眼差し。
そら自給も高い。
中村くん絶好調。
サミ王子は。。。
今度酔う前にロックンロールの話をしようと約束しました(笑
そんなキャンプみたいな夜。
難波の夜。
27時。



【超私的メモ】
別れ際に中村くんが
唐突に「楽しさ4倍!」って言ってくれた。
他の人にはたぶん意味不明やったと思うけど
私はめちゃくちゃうれしかった。


―楽しさ4倍。


あの時の言葉。
寂しくて、
しばらく何度も自分の中で繰り返した言葉。
今笑って言えるようになった言葉。
9ヶ月経って笑顔でピースできるって素敵。
今みんなそれぞれの「楽しさ」を見つけてるんやなーって思う。
新生パンタもクーピーズも行かなくちゃ!
だって楽しさは4倍!