カニ食べ納め
夜勤明けで飛び乗った特急列車は
思わぬレトロ列車でした。
車内販売などなく、寝るしかない（笑
３時間後、
目的地に到着すると
雪。
それも、
横殴り。
寒っ！！
駅のホームには足湯。
一瞬浸かろうかと思ったものの、
寒い。
それに
今夜の宿は
部屋に眺望温泉付き！！！
しかも和洋室！！！
着いてびっくり。
想像以上に素敵なお宿でした。
笑顔が素敵な仲居さんに部屋まで案内してもらい、
入ってびっくり。
８帖の和室に
４帖の板の間、
そして８帖ぐらいあると思われる洋間に
贅沢にセミダブルのベッドが２つ。
アーンド
岩風呂！！！！！！！！
もちろんオーシャンビュー！
俄然テンション上がる大人２名。
それでもウッドデッキはさすがに寒かった。。。
ウェルカムデザート！！！
全部フレッシュフルーツ！
木苺にブルーベリー、伊予柑、大きな苺、洋梨…
缶詰や冷凍使ってなくてびっくり。
食べるのがもったいないぐらいキレイでした。
お茶請け
あっさりおいしい。
さっそく部屋風呂をじっくり堪能。
１８０ｃｍのハニーでもゆったり入れる大きさ。
これ、
贅沢だわ。。。
湯上り
お昼を食べ損ねた我々は
夕食を１７時半からにしてもらうことに。
お食事処にやってきました。
前菜。
これ、食べるのもったいない。（どこまで貧乏性…）
カニみそに白魚、
珍しい黄ニラのお寿司。
お造り。
イカと平目とよこわ
イカがっ！
イカがおいしすぎ！！よこわもプリップリ。
豆腐と山芋のすり身を揚げて煮込んだもの。
上品ってこうゆう味のことだと思う。
２人で１匹の松葉ガニは
その場で好きな調理方法でオーダーできます。
もちろん
足はお刺身に、本体（胴体？）は蒸しガ二にしてもらいました。
向こう１年分のカニ刺しを贅沢に自家製の塩でいただきました☆
ワサビや醤油（自家製のおいしいお醤油でした）つけるのもったいないぐらいのカニ。
三杯酢があまりにもまろやかだったので、
そのまま飲んだのは秘密。（酢が好きです）
アワビの踊り焼き。
でかっ。
但馬牛のステーキ！！！
このお肉、おいしい。
用意された陶板の上で自分で焼くスタイルなので
好みの焼き加減でいただけます。
自家製の塩とポン酢とステーキソースで堪能。
おいしすぎる〜。
何、このお肉。
脂が苦手な私がもっともっと食べたいと思う但馬牛、恐るべし。
天ぷら。
エビと菜の花としいたけ。
結構この段階で重いはずなのに
目の前のカウンターで揚げてもらったばかりのサクサク。
肉厚のしいたけと新鮮な菜の花がおいしい。
天つゆと塩で。
カニ身とゆり根の茶碗蒸し。
茶碗蒸し愛好者の私にこんな茶碗蒸しを教えたらダメです。
ゆり根ほくほく！！
お腹いっぱいなはずなのについつい食べすぎてしまった。
ここで炊きたてコシヒカリの白いごはん
…なのですが、
２人ともお腹いっぱいでそんなに食べれそうにないため、
１人分のごはんをカニしゃぶの鍋で雑炊にしてもらうことに。
卵いっぱい、食べきれなかったカニ足も使ってくれて
そんな雑炊がおいしくないわけがない。
思ったよりぺろっといけるもんです。
茄子とオクラの赤だし。
アオサもたっぷり、
しみわたる。。。
デザート。
一口サイズのシャーベット５種。
全部素材からこだわった自家製シャーベットとミルク餅。
桜もイチゴもヨーグルトもミルクもグレープフルーツも
どれもこれも上品。
素材そのものの味に脱帽。
持って帰りたくなるお品書き。
…持って帰りました。
食べ始めた頃はこんな明るかったのに
食べ終わりにはすっかり夜 ｗｉｔｈ 激しく降る雪。。。
３時間かけてゆったりいただきました。
付け合せの野菜や海草まできれいに完食したのって
きっと私たちぐらいじゃないかと。
何もかもがすごく手が込んでて、
丁寧で、
上品で、
おいしくって、
ボリュームたっぷりで、
至れり尽くせりで、
ほんとにこの価格でいいの？？
この倍の料金出してももっとひどいところの方が多いと思うのに、
料理以外にも何ひとつ不足を感じないこのハイクオリティさにはまさに脱帽です。
絶対また来たい。
いや、
来ます。
秋にでもまた２人で完食しに来たい。
そして、
大事な人たちにこの宿をオススメしたい。
ぜひ！！
そう決意をしながらヨロヨロと部屋に戻る。
お腹いっぱいで苦しいけど
部屋には岩風呂が。。。
これは入りたくなるよね。
っつか、
入ったよね。
そう、
欲張りなのは生まれつき。
あぁ幸せ…
